予定通り、朝から黄山へ。
雨も上がって、晴々、、、ではないけど曇り。
うーん、、、山水画だし、、、ちょうどいいのかな?
昨日見つけた、ホテルの横のバスターミナルでチケットを購入。
確か、、、16元。
歩ける距離のような気もするけど、
もし歩くなら、帰りのほうがいいでしょ。下りだしw
30分くらいかな?
そんなになかったかな??
案外結構な距離を走り、
バスでよかったかもなんて思いだしたころ、
黄山のふもとに到着。
えーと、
見つけたマップはこんな感じ。
下が温泉区。
くねくね道を上ってって右側が後山。
建物と山の前通って、なんつーか、シャっと上るのが前山。
伝わるかな?これw
黄山は前山と後山、二つの入口があって、
地球の歩き方には、
前山が見どころいっぱいって書いてあったんだけど、
食堂の兄ぃちゃんは、後山がいいって言ってた。
まぁ、どっちでもいいのかな?
結局、バスは後山行きだったので、
後山、云谷寺からのスタートとなった。
でね、黄山ってロープウェイがあるんですよね。
これはね、前山の慈光閣、後山の云谷寺、どちらからも出てます。
これ、乗るべきなのか、正直迷った、、、んだけど、さ。
入山料が230元!!!って知ってしまったときに、
まぁ、歩きを選択するよね。
高くね?マジで。山、登るだけなのに、、、!!!
入口が混んでるの図。
まぁ、とにもかくにもスタート。
ただひたすら階段、、、
階段、、、階段、、、
景色はというと、
ずっと霧、、、たまに濃霧、、、
あぁ、これは疲れる。
道中、中国の大学生のサークル活動なのかな??
先生らしき人もいたし、結構な集団なんだけど、
日本人って一人に教えてあげたら、
まぁー、盛り上がる盛り上がる。
瞬く間に囲まれて、
なんつーか、疲れを共有できてよかった。
一人だったら、これ、かなりストイックになるもんw
あと、道中、すんげぇ重そうな荷物を、
天秤風にぶら下げた人にちょいちょい出くわす。
これね、どうやら、峠のお店に納入する水だったり、
食べモノだったり、あと、火を使うためのガスだったり。
絶対超重い。
荷上げ屋ってヤツは中国にもあるんだなぁ、、、
なんつーか、レベル違うけども。
なんか、はだけた足元からこぼれ出るヒラメ筋が、
もうね、ぱんっぱんになってて、
マジ、カンガルーの足かってくらいぱんっぱんでさ。
へろへろになりながら、石段と格闘しながら、
ちょこちょこ学生たちと休憩はさんだりしながら、
なんつーか、荷物がないオレは負けるわけにいかないなって頑張った。
なんつーか、頑張れたなぁ~
2時間半くらいで一つ目の頂上に到着。
相変わらずの霧、、、風景なんてないじゃないか、、、
まぁ、、、
山水画、、、ぽい、、、
のか??
大学生はお昼らしく、
みんななんか食ってる、、、
と、
一人の女の子がオレにパンをくれた。
中国の一番メジャーなパンだよって。
うーん唾液が奪われる、なw
と、隣の子も同じパンをくれる。
断れない感じだったので、これもいただく。
まぁ、なんも食ってなかったから、助かるっちゃー助かる。
唾液が奪われるけど、、、
そのあと、霧の中を何とか撮影しようとしてたら、
別の子がさらにパンをくれ、さらに蒸しパンも貰い、
唾液が奪われたオレの心が読めるかのごとく、
さらに別の子に、水まで貰った、、、
みーんな、女子から!!!
中国の女子は贈り物をする習慣でもあるのだろうか?
まぁ、でも、悪い気はしないこってすw
ありがたく、
そして、ここは男らしく、
全てその場でいただきました!!
記念撮影したいってゆうので、
一緒に写真も撮りましたよ!!
そこから、さらに上りと下りを繰り返し、
なんか地図で見た電波塔に到着。
いや、ってゆーかさ、
これ、めちゃめちゃキツいじゃんか。
息は上がりっぱなし。
足も乳酸がたまっているのを感じる。
ガッツリ感じるよ。
そして、相変わらずの霧、、、
途中で、なんか、山水画っぽい寺???
霧の向こうに、、、あった?
あー、、、あった、、、あった?
あった、、、風、、、
さてさて、
さらに、ひたすら霧の中。
後山から前山に抜けると思われる
ルートの横道の看板を発見。
案内板には、日本語でもメッセージがあって、
なんつーか、
ここからがほんとにすばらしいんだよ的なことが書いてある。
その名も仙人の道!!!
こ、れ、は、、、!!!
なんか、ぐるりと回ってこれるみたいだ。
昼の13時、、、
2時間くらいなら、なんとか、、、なるか??
え??この足で???
正直、行こうか迷った、、、
迷いましたよ!!!
だってさ、明らかに道、下りなんだもん。
ってこた、帰りは上りじゃんか!!!
、、、でもなぁ。
正直、ここまでの道中、霧しか見てない。
その奥に、何か、
すごいものはありそうなんだけど、
見えん、、、見えんんん!!!
このままでは帰れない。
もう開き直って、階段を下りましたよ。
仙人の道を歩いてやるっ!!!
もう、道中の描写は省きます。
一言、下りはまだまし、と、だけw
30分くらいかな?
進んだところで息をのんだ。
目の前に、生の山水画が現れたのよっ!!!
ほぅれ!!
あのね、表現が難しい。
けど、うん。
これ、知ってる、山水画じゃん、まるっきり。
ホントに来てよかったーって思いました。
そすっと、足取りも軽くなる。
ガンガン進める、、、
、、、と!!!
行き止まってやがった、、、
しかも最近、通行止められたみたい、、、
あぁ、この道を戻るのか、、、
ってことは、上り、、、か、、、
ここから先は、ただひたすら、
階段の描写しかないので、また、省きます。
一言で言うなら、絶望、、、
結局、見どころいっぱいの前山も、
濃霧でほとんど見えず。
あ、でも岩に文字が書いてあったりして。
結構、雰囲気はあったかな。
前山にももちろん
下りのロープウェイはあったんだけど、
ここでも、ケチが発動して乗らず。
気付けば足は痙攣を始め、もう、ぼろぼろ。
それでも、
何とか下りのバス乗り場に到達。
最終便間近で結構な人が並んでたけど、さすがにもう無理。
迷わず、バスを選択。
なんか、ツアー客に混ぜて載せられる、、、と?
あれ、気付いたら、違うバスターミナルで下ろされる。
なんか、垂れ幕すげぇし。
どうも、ツアー客の都合で、
そっちに近いとこに連れてこられたみたいだ。
って、これどうすんの?
っと思ったら、別のバスに乗せられた、、、
で、まぁ、近いところまで行ったあと、
ここから歩け、、、と、、、
マジかよ!!!
まぁいいや、
黄山の階段に比べれば屁でもない。
強がりをよそに足はまだガクガク。
ほどなくホテルについて、爆睡いたしましたとさ。