さてさて、
疲労もそこそこに回復も儘ならぬまま
黄山から屯渓へバスで移動することにしました。

これは近いから、1時間くらい。
で、さらにここから成都までの移動を企てます。
これはかなり遠いから、
1日以上はかかるだろうなぁ。


いや、ってゆーのもさ、
日本人はビザなしでは15日しか滞在できないんだって。
そうすると、ちんたらしてらんない。

こっから、調べた感じでは、
成都から北にある九賽洪というなんつーかもう、
すんばらしい湖と、黄龍ってゆー、
これまたとんでもない景色の川があるそうだ。
見たいじゃん、、、そういうのw

そのあと、昆明に抜けてラオス、、、
うわ、移動を考えると日程はギリギリ。
やっぱり、急がねば。


屯渓にある黄山駅で、
成都までの列車のチケットを買おうと、
キップ売り場に並んでた時のこと。
なんか、オッサンとおばちゃんが、
直通バスがあると言ってきた。

しかも、12時間で着くって!!!
おお、それ、よくない??

曰く、バスの時間は昼過ぎで寝台バス。
それまで時間つぶしてこい、、、と。



調べたら屯渓には、
老街という宋の時代から、、、だっけ?

まー古い町並みがあるそうだ。
まぁ、、、行ってみるか。
、、、っても雨だけど。

ちんたら歩き、2時間くらい時間をつぶし、
で、バス停留所らしきところに戻る。
と、売店で真剣な顔のおっさん発見。
何やらやっとる。
予測しとる、、、このまなざし、、、
これは、、、

やはり、金が掛ってた!!w
動向を見てると、どうやらビンゴみたい。
視線を感じたおじさんが、身振り手振りで教えてくれた。

コレ、1~11までの数字から5つ選び、
全部的中すれば大金ゲットって流れみたいだ。
中国の国営ギャンブルらしく、壁にはびっしり、的中のレシート。
一口2元なんだけど、1000元越えのヤツもあった、、、!
これは、、、やるしかない!!!

まぁー、つってもギャンブル運は本当にないワタクシ。
当たる訳もありません。

ってゆーか、そもそも、カスりもしないし、、、
そんなんで、ちんたらやってたときのこと。



さっきのおばちゃんがなんか言ってきた。
曰く、、、

成都行の直通のバスが今日は来ない!!!

と。

まぁ、で、
ちょっと高くなるけど重慶に一回行って、
そこから成都でもいいかということらしい。
まぁ、ないなら、ね。
ま、しゃーない。

、、、と。
なんかおっさんが言ってる。
なんだ?よくわからん、、、

、、、、、、と。
重慶に行くバスもない、、、!!!!!!

と、、、
で、代わりに合肥ってところに行って、
そこから列車に乗ってほしいとのこと。
そのほうが安い、、、

って!!合肥って、、、
オレが買おうとした列車の乗り換え地点じゃなかったっけ!!?
え??これ、何??無駄じゃない???

結局、じゃあ列車にするって言ったら、
もう列車は出てしまったと。
仕方ねぇ。
諦めてバスに乗る、、、か、、、

結局、合肥行きのバス。

と!
おっさんも一緒に乗り込んできた!!!
え?これ、何なの???
おっさんの金払うのとか嫌だよ!??
と、瞬く間に、
なんか違う場所で下ろされる。

したら道路の逆サイに待ってるバス。
雨の中、おっさんは駆け寄ってく。

あぁ、これに乗れってことか、、、
ここで、おっさんにバス代120元と、
なぜか10元求められたので、
釈然としないながらも125元だけ渡す。
おっさんは猛ダッシュで消えていった。



、、、騙された気がする。

もともと、成都行のバスなんてなくて、
最初から合肥行きのバスに乗せる気だったんじゃ、、、
これが狙いだったんじゃなかろうか、、、

バスの中。雨の外を見ながら、
やっちまったー、、、

と後悔。
今後、声かけてくる輩は信用しない!!
今後、こんなおやじは信用しない!!!




さて、
夜17時くらいに合肥に到着。

ってさ。ここどこよ?
そして、駅はどっちよ???

本当によくわからないところに下ろされてしまった。
キップ買いたいから時間もないし、、、

きょろきょろしてると、
なんかいい感じの兄ぃちゃんが声かけてきた。
駅に行きたいと説明すると、4元で連れてってくれると。
3元にマケてもらい、バスもよくわからないし乗ることに。



慣れた感じで進む車。
って、かなり遠い、、、
これは車で正解だったかも。
3元なら、まぁ、いいや。

なーんて、結構かかって駅に到着。
で、3元払おうとしたら違うって言われる、、、
って、えええ??

これだよ、って財布から示されたお金は10元札!!!
なんと30元だったらしい!!



あああマジかよ!!
こんなやり取り前もやったんだよな。
どうやら、オレは10の位がよくわかってないみたいだ。

うわ、、、しかし、
これはちょっと痛いぞ、、、
再度、値引き交渉するもこれはNG。
でもまぁ、乗っちゃったし、仕方ないか。
しぶしぶ30元を払う。

で、駅。
キップ売り場にてなんとか成都行のチケットを求める、、、
も、売り切れ!!!
しかも、明日の電車でも、
成都の近くに行く電車しかないらしい。
げげげ!!!
これは本当にマズい。
これでは、黄龍、九賽洪に行ったら、
オーバーステイしてしまう可能性が高い、、、

、、、困った。
どうにか、どっちかだけでもとも思ったけど、
方向的に同じ方向の2か所。
片方あきらめてどうにかなる問題ではない、、、

く、、、くそ、、、
あのとき、、、電車のチケット買ってれば、、、

でもさ、
どんなに地団太踏んだって、時間は過ぎていく。
もう、切り替えなければならない。



、、、飛ばして、昆明に行くか。

再びのキップ売り場。
昆明行きを聞いてみる。
24時間後に空いてるやつがある!!
行っちゃうか!!!
という訳で、昆明行きのチケットをゲット。
席はもう選べなかった。多分一番下のランク。

さて、出発は24時間後。
流石に、黄山で痛めつけた足もきついし、
どこかで寝たい、、、
と、なんか、
宿って書いた看板持ってるおばちゃん発見。
値切ったら60元で泊まれる、と。
もう、考えるのもめんどくさい。
いいや、とりあえずここで寝よう。

おばちゃんに連れられて、宿に到着。
で、チェックインの手続きしてたら、なんか、
カウンター内が揉めだす。
客の中国人までワーワー言ってる。え?何??
何事??

よくわかんないけど、
パスポート写メ撮られたり、謎。
まぁ、それでも何とかなったのか、
宿代とデポジットで100元渡し部屋に戻ろうとしたら、
宿のおっさんが何やらサインが必要だと紙を出す。

で、書こうとすると、ここじゃないからついてこい!
、、、と。



おっさん、英語は通じないし、
なんか怖い顔してるし、
なんなんだよ??
疲れてるから早く寝たいんだけど。

おっさん、
なんとかコミュニケーションを図るオレを無視して、
どんどん暗い道を歩く。
って、遠くない?どこ行くの??
結構、不安、、、不安だよ!!!

もう、ほんと1kmくらいは来たんじゃん??
ってところでなんか建物に入る、、、


っっって!!!
警察署じゃん、ここ!!

ええええええ???
なんなの???

おっさんがなんか警察官と話している間、
謎のまま、突っ立ってると、手招き。
と、ここでやっと警官から説明があった。
なんでも、泊まろうとした宿は中国人用の宿らしい。
日本人は泊まれないと、、、

って!!
先に言えよ!!!

って!!
もう、金払ってんだけど!!!
あわてて説明するオレ。

警官、おっさんに怒った口調でなんか言う。
おっさんはてへぺろな顔してやがるし、、、
とりあえず、外って合図があって、
外に出たら、、、パトカーが停まってて、

って!!!?
パトカー!!!???
乗れって!!!????

えぇ、乗せられましたよっ!!!
え???いったい何なの???
結局、ホテルまでパトカーで向かい、
そこで終わりかと思ったら、荷物を持って来いと。
あ、100元は返してもらえましたw

で、そこから、なぜか、
もう一人警官が加わり、宿探してくれるってことに。

ってさ、パトカーのままなんだよね。
パトカーで乗り付けての宿探し!!
いや、面白いっちゃー面白い絵だけど、
運転はめちゃめちゃで、、、

バイクと事故りそうになるわ、
サイレン鳴らして割りこむわ、
邪魔な車は片っ端からどかすわ、、、
いや、うん。
楽しかったんだけど、さ。


問題は、、、
行くホテル行くホテルが高いとこばっか!!!

どうやらこの地域は、
外国人用には高いホテルしかないらしい。
オレは安いところに泊りたいのにっ!!!
結局、グリーンホテルってゆー、
確かホーチミンでも見たことあるようなとこ、
つまり!大手!!高いとこ!!
の宿が見つかり、、、

お値段なんと300元!!!
いや、無理無理無理、、、
さすがに無理だよ!!

多分、すごく困った顔してたんだろうなぁ。
笑顔の警官2人連れて、固まるオレ。
そしたら、年配の黒服っぽい人がなんか指示を出した。
出したら!!160元でいいって!!!

おおお、高いけど、、、
もう、、、

いいやっ!!!

今度はすんなり、チェックイン。
部屋がなかったらしくツインの部屋に通されました。


雨で濡れネズミだった、ワタクシ。
高い宿だけあって備え付けのドライヤーもある。
靴に突っ込んで乾かしてやりました。

精一杯の抵抗、、、
むなしい、、、


もう、とりあえず疲労の限界で就寝。
泥になりましたとさ。

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